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【北ミサイル】米朝「冷戦」時代に突入 「抑止・圧力・封じ込め」 米政権はソ連崩壊を手本に長期戦略へ

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【北ミサイル】
米朝「冷戦」時代に突入 「抑止・圧力・封じ込め」 米政権はソ連崩壊を手本に長期戦略へ

米戦略軍のジョン・ハイテン司令官にエスコートされるジム・マティス米国防長官(左)=14日、米ネブラスカ州ベルビュー(AP) 米戦略軍のジョン・ハイテン司令官にエスコートされるジム・マティス米国防長官(左)=14日、米ネブラスカ州ベルビュー(AP)

 米政権が進める「次なる戦略」とは何か。それは、かつてソ連を崩壊に追い込んだ東西冷戦を彷彿とさせる、北朝鮮に対する「抑止・圧力・封じ込め」だ。

 「第2次朝鮮戦争」につながるような先制軍事攻撃を除き、あらゆる軍事・外交・経済的手段で北朝鮮を締め上げ、金正恩体制に核放棄を強いる。北朝鮮が核放棄の意向を明確かつ具体的に表明しない限りは、金体制の存続を保証しない。

 国連安保理による対北朝鮮制裁決議や、米国など各国による独自制裁を通じた北朝鮮に対する禁輸や貿易停止措置は、「米朝冷戦」の長期戦略の柱の一つでもある。そのためには北朝鮮への影響力を維持する中国の取り込みが不可欠だ。

 加えて米政権が必須とみなすのが、日米韓による安全保障連携の強化だ。

 トランプ氏は、日韓に対して積極的に高性能兵器を供与することなどを通じて日米、米韓の同盟関係を強化させていくと表明済みだ。同時に、北朝鮮の弾道ミサイル攻撃能力の無力化に向け、ミサイル防衛体制の確立を急ぐとともに、北朝鮮が米本土や日韓などを攻撃することが確実となった場合、ミサイル基地を攻撃する能力も確保する。

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