産経ニュース

【北ミサイル】中国、欧州と連携強化 党大会控え米の武力行使阻止へ

ニュース 国際

記事詳細

更新

【北ミサイル】
中国、欧州と連携強化 党大会控え米の武力行使阻止へ

中国の習近平国家主席(共同) 中国の習近平国家主席(共同)

 【北京=藤本欣也】中国の習近平政権は北朝鮮の度重なる軍事的挑発で、米国が武力行使に踏み切る可能性が高まることを警戒している。習国家主席はドイツやフランスの首脳との一連の電話会談を通じ、「平和的方法」による問題解決の重要性を強調。米国が“暴発”しないよう対米包囲網の構築に乗り出した。

 中国国営の新華社通信は15日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を速報、関心の高さを示した。中国政府は3日の北朝鮮による核実験後の外務省声明で、金正恩(キム・ジョンウン)政権に対し「自らの利益にならない誤った行動を停止」するよう強く要求していただけに、北朝鮮にいらだちを募らせているのは確実だ。

 華春瑩・外務省報道官は15日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて、「北朝鮮による国連安全保障理事会の決議違反に反対する」と批判。ただ、その一方で「朝鮮半島情勢は複雑かつ敏感だ」として、米国など関係国にも自制を保つよう求めた。

 中国がいま最も警戒しているのは、米国による北朝鮮への武力行使だ。10月18日に開幕する共産党大会で自らの権力基盤を固めたい習氏にとって、朝鮮半島の混乱は容認できない。「対北外交の失敗」などとして、党内の反習派に足元をすくわれかねないためだ。

続きを読む

関連トピックス

「ニュース」のランキング