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【北ミサイル】ロシア「制裁は効果なし」 自国の外交方針を正当化

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【北ミサイル】
ロシア「制裁は効果なし」 自国の外交方針を正当化

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(共同) ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(共同)

 国連安全保障理事会の11日の制裁決議採択から、わずか4日後というタイミングで北朝鮮が弾道ミサイル発射を強行したことをめぐり、対北制裁の強化に慎重姿勢を示してきたロシアの政界からは「やはり制裁には効果がなかった」などと、自国の外交方針を正当化する発言が相次いだ。

 イタル・タス通信によると、スルツキー露下院外交委員長は15日、新たなミサイル発射は「(プーチン)大統領が言うように、制裁と圧力に効果がないことを証明した」と発言。「北朝鮮の国境付近で軍事演習を行うのではなく、朝鮮半島問題の解決に向け“外交的代替策”を模索すべきだ」とも述べ、米韓の合同軍事演習を批判した。

 露下院国防委員会のシャマノフ委員長はインタファクス通信に、北のミサイル発射は「これまで実現されてきた決定が無意味だったことを示している」と述べ、対北制裁決議の効果を否定した。

 ロシアは北朝鮮の核・ミサイル開発を非難する一方、制裁で同国経済が大幅に悪化する事態を容認しない考えを一貫して示している。11日の国連安保理の制裁決議案にロシアは賛成したが、露外務省は「北朝鮮経済の抹殺を目指す米国の極端に厳しい制裁案を、中国とともに大幅に修正することができた」などと表明していた。

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