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インド高速鉄道建設、他路線に意欲 安倍晋三首相が起工式出席 日本先行…中国は「領土」で逆風

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インド高速鉄道建設、他路線に意欲 安倍晋三首相が起工式出席 日本先行…中国は「領土」で逆風

高速鉄道の起工式に出席した安倍首相(中央左)とインドのモディ首相(同右)。後方は完成予想映像=14日、インド・アーメダバード(共同) 高速鉄道の起工式に出席した安倍首相(中央左)とインドのモディ首相(同右)。後方は完成予想映像=14日、インド・アーメダバード(共同)

 【ガンディナガル(インド西部)=岩田智雄】安倍晋三首相は14日、インド西部グジャラート州アーメダバードで、日本の新幹線方式を導入したインド高速鉄道の起工式にモディ印首相とともに出席し、インドでの“新幹線建設”が動き始めた。インドの高速鉄道事業には中国も別路線への参入を目指しているものの、最近の領土問題での対立が影を落としている。

 この高速鉄道はアーメダバードとムンバイの約500キロを結び、来年の着工と2023年の開業を目指している。終点駅となるアーメダバードのサバルマティ駅近くの運動場で行われた起工式で、安倍首相は「新幹線は、ここサバルマティから全インドへ広がる。インド中をめぐる新幹線のために、すべてのインド人のために、日本の官民が汗をかく」と述べ、インドが計画する別の6路線への新幹線導入に対する意欲を示唆した。

 インドでは、こうした高速鉄道の整備拡大への期待がある中で、既存の鉄道の近代化を求める声も大きい。大規模な列車事故が相次いでいるからだ。インド政府が2路線目への青信号を出すには時間を要するとみられるが、日本は、先月28日から今月1日まで鉄道安全専門家チームを派遣して安全強化に協力し、将来へのレールも敷いている。

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