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【北朝鮮危機・私はこう見る】なぜロシアは“核保有国”北朝鮮と共存できるのか ロシア極東連邦大学准教授 アルチョム・ルキン氏(40) 

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【北朝鮮危機・私はこう見る】
なぜロシアは“核保有国”北朝鮮と共存できるのか ロシア極東連邦大学准教授 アルチョム・ルキン氏(40) 

 ロシア極東連邦大学のアルチョム・ルキン准教授(本人提供)  ロシア極東連邦大学のアルチョム・ルキン准教授(本人提供)

 ロシア極東ウラジオストク市は北朝鮮の核実験場から300キロの距離にあるが、実験が行われた日は(同市に住む)私自身も揺れを感じた。露外務省は当然、非常に厳しい表現で北朝鮮を非難したが、問題はロシアに北朝鮮を“罰する”用意があるのかということだ。

 米国や日本は、石油の禁輸や北朝鮮労働者の受け入れ停止など最大限の制裁強化を求めている。しかし、私はロシアがこのような要求に応じるとは思わない。

 露政府は北朝鮮を窒息させることは望んでいない。北朝鮮を国家として維持したいと思っている。

 なぜか。北朝鮮を追い詰めれば、第二次大戦前に石油を禁輸された日本が米国を攻撃したように、北朝鮮が反撃に打って出る可能性があるからだ。本格的な戦争になる。北東アジアでの大規模戦争は、露極東のみならずロシア全体の経済への打撃となる。

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