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台湾・蔡英文総統につきまとうデモの影…アプリでわかった背後にはやはり「アノ国」?

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台湾・蔡英文総統につきまとうデモの影…アプリでわかった背後にはやはり「アノ国」?

19日、台北市内で行われたユニバーシアード台北の開幕式で、旗手だけが入場した際の様子。中国は選手団が式前に到着せず、元々欠席予定だった(ロイター) 19日、台北市内で行われたユニバーシアード台北の開幕式で、旗手だけが入場した際の様子。中国は選手団が式前に到着せず、元々欠席予定だった(ロイター)

 だが、投げ込まれたのが発煙弾でなく爆発物であれば、多数の死傷者を出す大惨事と化していた恐れもある。警察当局は約6000人を動員して会場周辺を封鎖していたが、丸腰のデモ隊数十人を防げなかった。蔡氏は警備の失態に「激怒」したとされ、式が終了すると総統官邸に柯市長や内政部長(内相に相当)、警政署長(警察庁長官)らを集め、大会期間中の再発防止を厳命。フェイスブックには「このようなことで大会を破壊できると思うなら、台湾を見くびりすぎだ」と書き込んだ。

 中台統一派が関与?

 蔡政権が3月末、中国国民党政権下で手厚い待遇を受けてきた「軍公教(軍人、公務員、教員)」退職者の年金受給額削減法案を決定して以降、蔡総統の訪問先での抗議活動が激化。6月末には車列がデモの参加者に取り囲まれ、靴やペットボトルが投げつけられた。法案が6月末に立法院(国会)を通過した後も抗議活動は続き、7月には地方視察が直前に中止される騒ぎもあった。

 総統府が前日夕に報道機関向けに発表する総統の翌日の日程が空白になる日も続いたが、抗議団体は「影の形に添うごとく」(聯合報など)、先回りして蔡総統の活動を妨害した。警備の警察当局から抗議団体の退職警察官に情報が漏れている可能性が指摘され、野党は「原因を作ったのは蔡氏自身だ」と揶揄(やゆ)した。

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