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未払い分担金めぐり紛糾 第2段階へ 英EU離脱交渉の最大の争点

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未払い分担金めぐり紛糾 第2段階へ 英EU離脱交渉の最大の争点

 デービス英離脱担当相も3日、英メディアに、「交渉は大きな進展があった」しかし「分担金の法的考えに大きな違いがある」「国際的義務は果たすが離脱以降、支払い義務はない」と反論した。

 すかさずバルニエ氏は3日、イタリアで、「EU単一市場から抜けることが重大結果をもたらすことを英国民は学ばなければならない」と挑発した。

 この発言を受けデービス氏は「英国批判はバカげている。そもそも今回は重大な進展があった」と再反論し、メディアを通じた駆け引きは過熱気味だ。

 EUは英国に、今後数年分の分担金や職員年金などの未払い分担金の精算を求め、その額は、英メディアによると600億ユーロ(約7兆8千億円)から最大1千億ユーロ(約13兆円)。一方、英国の準備額は最大500億ポンド(約7兆1千億円)と金額に大きな差がある。

 農業国で分担金より補助金が多いバルニエ氏のフランスと好対照に、英国は2015年度で補助金を差し引き、払った分担金は108億ポンド(約1兆6000億円)でドイツに次いで多い第2の予算貢献国だ。EUにとって英国の離脱はEU予算に穴をあけ、独仏など有力国につけが回るだけに、簡単に引き下がれない事情がある。

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