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「女王の夫は認知症」とデンマーク王室が発表 隣に埋葬拒否発言で

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「女王の夫は認知症」とデンマーク王室が発表 隣に埋葬拒否発言で

(左から)デンマークのヘンリック殿下、女王マルグレーテ2世=宮殿前(ロイター) (左から)デンマークのヘンリック殿下、女王マルグレーテ2世=宮殿前(ロイター)

 【ロンドン=岡部伸】コペンハーゲンからの報道によると、デンマーク王室は6日、女王マルグレーテ2世(77)の夫、ヘンリック殿下(83)が認知症を患っているとの声明を発表した。

 1972年の女王即位に伴い、王配(女王の配偶者)殿下と呼ばれるようになって以来、女王と対等に扱われたいとの願いかなわず、鬱積した不満から殿下は8月、「死後、妻の隣に埋葬しないでほしい」との意思表示を行った。

 しかし、声明では、殿下の症状が「振る舞い、物事への反応、暮らしの中での判断や感情が変化し得るし、外界との意思疎通にも影響を及ぼし得る状態」と指摘し、埋葬に関する意思表示と認知症との関係を示唆した。

 昨年、公務から引退し称号を放棄した殿下は王室行事にも参加せず、所有するフランスのブドウ園で多くの時間を過ごしており、検査を行った医師らは「晩夏に実施したいくつもの検査を通じ、検査団が結論を下した」と語った。

 夫妻はコペンハーゲンの西方ロスキレの大聖堂で隣り合う墓に眠る予定。

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