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【北朝鮮核実験】爆発規模は160キロトン 「広島型」の10倍、実験場付近に広範な地滑り

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【北朝鮮核実験】
爆発規模は160キロトン 「広島型」の10倍、実験場付近に広範な地滑り

北朝鮮の核実験の爆発規模について話す小野寺防衛相=6日午前、防衛省 北朝鮮の核実験の爆発規模について話す小野寺防衛相=6日午前、防衛省

 小野寺五典防衛相は6日、北朝鮮が3日に強行した核実験の爆発規模(TNT火薬換算)について、160キロトンと推定していることを記者団に明らかにした。これまで120キロトン以上としていたが、包括的核実験禁止条約機構(CTBTO)によるマグニチュード(M)の最終的な分析結果を踏まえて上方修正したと説明した。

 小野寺氏は「広島に落とされた原爆の10倍ということになる」とし、「水爆実験であった可能性も否定できない」と述べた。その上で「かなりの高い出力を持つ核爆弾が開発されていることは日本のみならず国際社会の大きな脅威になる」と語った。

 一方、米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は6日までに、核実験場の周辺で広範囲にわたり地滑りが起きていたと発表。「過去5回の核実験と比べて数や規模が大きい」と指摘した。実験直後に取り沙汰された地下の爆心地や坑道の崩落を示すクレーターなどは確認されなかった。

 香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「さらなる陥没のリスクや、大規模な環境破壊の恐れがある」と指摘する中国地震専門家らの見解を伝えた。(ワシントン 黒瀬悦成、上海 河崎真澄)

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