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ロヒンギャ問題に沈黙のスー・チー氏 難民12万人超…高まる国際圧力 軍や仏教徒に圧力か

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ロヒンギャ問題に沈黙のスー・チー氏 難民12万人超…高まる国際圧力 軍や仏教徒に圧力か

バングラデシュ南東部コックスバザールの屋外で食事を作るロヒンギャ難民の少女=4日(ロイター=共同) バングラデシュ南東部コックスバザールの屋外で食事を作るロヒンギャ難民の少女=4日(ロイター=共同)

 【シンガポール=吉村英輝】ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャの武装集団と治安機関との衝突を受け、隣国バングラデシュに逃れるロヒンギャ難民が12万人を超えた。イスラム圏など国際社会からは解決を求める圧力が高まるが、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は沈黙を保ったままだ。

 同じ東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国で、世界最大のイスラム教徒を抱えるインドネシアのルトノ外相は4日、ミャンマーの首都ネピドーでスー・チー氏らと会談。ロヒンギャへの武力行使自粛や、海外からの支援物資が円滑に提供されるよう要請した、との声明を発表した。

 インドネシアではロヒンギャ迫害への抗議デモが続き、在ジャカルタのミャンマー大使館には3日、火炎瓶が投げつけられた。ルトノ氏は、ロヒンギャ問題をバングラデシュとも協議する意向だ。

 衝突は、ラカイン州北部マウンドー周辺で8月25日未明、武装した数百人が警察施設や国軍基地を襲撃したことで拡大。ミャンマー政府は、地元の武装組織「アラカン・ロヒンギャ救世軍」(ARSA)の「テロ行為」とし、掃討作戦を正当化している。

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