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【トランプ時代の米国(上)】台頭する白人至上主義者「白人こそが犠牲者だ」 第2の南北戦争、リベラルの牙城で衝突

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【トランプ時代の米国(上)】
台頭する白人至上主義者「白人こそが犠牲者だ」 第2の南北戦争、リベラルの牙城で衝突

12日、米バージニア州シャーロッツビルで、ヘルメット姿の白人至上主義者ら(手前)と衝突する反対派(上塚真由撮影) 12日、米バージニア州シャーロッツビルで、ヘルメット姿の白人至上主義者ら(手前)と衝突する反対派(上塚真由撮影)

 カメラを構えていると、近くに野球のバットが飛んできた。周辺には催涙スプレーが充満。涙が止まらず肌がチリチリと痛み出す。隣にいた黒いシャツの男が白人至上主義者の集団に突進する。男は数人に激しく殴られ、頭からおびただしい血を流して倒れ込んだ。

 8月12日。米南部バージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義者と反対派の衝突事件。多数の白人至上主義者が集まった現場で、盾を持ち、反対派と対峙していたのは20~30代の白人の若者たちだった。

 「移民が入ってくるのはいいが数が多い。彼らは、われわれヨーロッパ系白人から国を乗っ取ろうとしている。気に入らない」

 中西部ミズーリ州セントルイスの大学生、ジョナサン(21)はこう語った。3カ月前、白人復権を掲げる団体「アイデンティティー・ヨーロッパ」に加入したばかり。「これまで普通の大学生だったが、米国の退化に気付いた。この国には、反家族主義や反男性主義がはびこっている」

 中西部オハイオ州シンシナティの工具店で配達の仕事をするクリス(21)は昨年、大手化学メーカーへの就職を目指して失敗した。「代わりに採用されたのは、いつも優遇される黒人だった。大学の奨学金も希望した仕事も、白人だからという理由で失った」

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