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北朝鮮有事に備え「24時間生放送」準備 ラジオ「しおかぜ」北の妨害は低調も「資金難」に

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北朝鮮有事に備え「24時間生放送」準備 ラジオ「しおかぜ」北の妨害は低調も「資金難」に

北朝鮮向けラジオ「しおかぜ」を収録する特定失踪者問題調査会の荒木和博代表(左)と村尾建兒専務理事=東京都内 北朝鮮向けラジオ「しおかぜ」を収録する特定失踪者問題調査会の荒木和博代表(左)と村尾建兒専務理事=東京都内

 朝鮮半島で軍事的緊張が高まる中、北朝鮮の拉致問題を調べている「特定失踪者問題調査会」(荒木和博代表)が有事に備え、24時間態勢のラジオ生放送の準備を完了したことが分かった。民間で緊急時にこうした放送を行うのは同会だけといい、北朝鮮国内に捕らわれた拉致被害者らに向けて情勢をリアルタイムに伝え、安全確保と避難手段などを伝える方針だ。

 同会は北朝鮮向けラジオ「しおかぜ」を運営し、政府認定拉致被害者や拉致の可能性を排除できない特定失踪者への呼びかけ、北朝鮮関連のニュースなどを放送。北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させ米朝間の緊張が高まった4月以降は、北朝鮮のミサイル発射や米軍の動向を伝える緊急警戒放送を始め、被害者に安全確保を訴えてきた。

 ただ、放送は深夜帯を中心にした3時間半に限られ、有事には不十分と判断。茨城県内の送信施設の使用権を持つNHKと協議し、放送に必要な国の免許について総務省と調整した結果、24時間生放送を実施する態勢が整ったという。

 生放送を行う局面を迎えれば、メンテナンスの休止時間を除き、拉致被害者に向けて最新の情勢や避難場所など安全確保の方法を継続的に伝える。

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