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中国がマレーシアにミサイル・レーダー導入を打診 南シナ海で主導権強める可能性も シンガポール紙報じる

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中国がマレーシアにミサイル・レーダー導入を打診 南シナ海で主導権強める可能性も シンガポール紙報じる

 一方、現地のネット・ニュース「マレーシア・インサイト」は9日、中国の兵器売却計画に、最大12台の自走多連装ロケット砲「ARー3」のジョホール州配置も含まれていると伝えた。中国北方工業公司が開発した最新鋭ロケットで、主に地対地攻撃に使われ、射程は220キロとインドネシアのスマトラ島の一部も収める。

 ロケットは、ジョホール州と橋でつながる隣国、シンガポールの脅威となる。同ニュースは、中国のマレー半島南部での制空権拡大について、米軍の関与が強く、中国から“米国の代理人”とみられているシンガポールの「泣きどころ」になるとの見方を伝えた。

 マレーシアのジョハリ国防副大臣はSTに、中国からの打診を「知らない」とし、ジョホール州へのロケット配置報道も、シンガポールとの友好をゆがめさせる「悪意」と非難した。

 外交筋は、ジョホール州に展開するマレーシア陸軍が、ロケット砲とレーダーとを組み合わせれば、「南シナ海への対艦攻撃などにも活用できる」と指摘。ただ、中国への軍事的な依存は、「バランス外交」の原則に反し、非現実的とみている。

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