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【中国軍事情勢】台湾海峡有事で米軍に圧力?西太平洋で覇権?中国が爆撃機「轟6」宮古海峡通過で狙うもの

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【中国軍事情勢】
台湾海峡有事で米軍に圧力?西太平洋で覇権?中国が爆撃機「轟6」宮古海峡通過で狙うもの

7月20日、台湾周辺空域で、中国のH6爆撃機と並行して飛ぶ台湾空軍の戦闘機「経国」(手前)=台湾・国防部提供 7月20日、台湾周辺空域で、中国のH6爆撃機と並行して飛ぶ台湾空軍の戦闘機「経国」(手前)=台湾・国防部提供

 一方、16年末には、南シナ海で中国が主張する九段線に沿ってH6が飛行したことが米メディアに報じられた。イラン・イラク戦争中の1988年、イラクに輸出されたH6D4機が巡航ミサイル鷹撃(YJ)6を発射し、少なくとも14隻のタンカーや貨物船に損害を与えている。中国海軍の航空兵は、対艦巡航ミサイル4発を懸架できるH6G30機を保有。将来的には超音速の対艦ミサイル鷹撃(YJ)12を搭載するとみられている。

 中国は、台湾侵攻作戦などの際に米国など第三勢力の介入を阻止するため、接近阻止・領域拒否(A2/AD)能力の構築を図っている。その一環として、H6Kへの近代化と長距離巡航ミサイルの搭載を進めてきた。

 米国防総省が議会に提出した2017年版の中国の軍事力に関する報告書によると、爆撃機の訓練はより「複雑で現実的」になっているという。H6が7月20日に宮古海峡を通過した際に電子戦機や情報収集機を随伴していたことは、有事の海峡通過を想定し、日本や台湾の対応能力を探っていた可能性もある。一方、台湾の当局系シンクタンク「両岸交流遠景基金会」の陳唐山董事長(会長)は8日に台北で開いたシンポジウムで、H6の飛行は台湾に対する「威嚇だ」と指摘した。

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