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【北ミサイル】「包囲射撃」計画、具体的に予告 北朝鮮、ミサイル技術に“相当な自信” 韓国専門家「火星12はグアムまで到達する」

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「包囲射撃」計画、具体的に予告 北朝鮮、ミサイル技術に“相当な自信” 韓国専門家「火星12はグアムまで到達する」

北朝鮮の労働新聞が5月15日掲載した、新型弾道ミサイル「火星12」の発射実験の写真(共同) 北朝鮮の労働新聞が5月15日掲載した、新型弾道ミサイル「火星12」の発射実験の写真(共同)

 【ソウル=名村隆寛】グアム周辺への中距離弾道ミサイル「火星12」による「包囲射撃」計画について北朝鮮は、「4発同時に発射」「島根、広島、高知3県の上空を通過」「射程3356・7キロを1065秒間飛行」「グアム島周辺30~40キロの水域に着弾する」などと具体的に予告しており、ミサイル技術への“相当な自信”がうかがえる。

 韓国の専門家の間では、「火星12」はグアムまで到達するとの見方が支配的だ。北朝鮮東海岸の元山(ウォンサン)からグアムまでの距離は3325キロで、「火星12」の最大射程は約5000キロ前後と推定される。「グアムを射程内にとらえるムスダンがあるのに、あえて火星12に言及した。北朝鮮がこのミサイルの性能に自信を持っているとみられる」(権容守=クォン・ヨンス=元国防大教授)との分析もある。

 問題は、「今月中旬までに射撃方案を完成させ、発射待機態勢で待つ」という軍に、金正恩朝鮮労働党委員長が発射命令を下すかどうかだ。今回、北朝鮮はグアムへのミサイル発射を「慎重に検討している」と表現し含みも残した。また、北朝鮮の最近の声明は「…すれば」などと「米国の出方次第で」との仮定や条件付きの挑発が目立つ。

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