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米上院、オバマケア廃止先行法案を否決 

脳腫瘍と診断された後に連邦議会に復帰し、共和党が多数を占める連邦議会で、オバマケア法案を否決するべく笑みを浮かべながら議場に向かうジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州選出)=26日、米ワシントン(AP) 脳腫瘍と診断された後に連邦議会に復帰し、共和党が多数を占める連邦議会で、オバマケア法案を否決するべく笑みを浮かべながら議場に向かうジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州選出)=26日、米ワシントン(AP)

 【ワシントン=小雲規生】米上院は26日、トランプ大統領が公約として掲げる医療保険制度改革(オバマケア)改廃に向けた審議で、共和党が提案したオバマケア廃止を先行させる法案を採決したが、45対55の反対多数で否決された。

 否決された法案は2年間の移行期間を設けたうえで、オバマケアを廃止する内容。移行期間中にオバマケアに代わる医療保険の仕組みを協議することが狙いだった。しかし採決では民主党議員全員に加え、共和党からも7人の反対が出た。

 共和党指導部は今後も5月に下院を通過した改廃法案を土台とした修正法案を次々に採決にかけて落としどころを探る考え。オバマケアが定める個人の保険加入義務や医療機器への課税などだけを撤廃する「限定的なオバマケア廃止」が実現可能性がある着地点とされているが、先行きは見通せていない。

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