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中露海軍、バルト海で演習を開始

 【北京=西見由章】中国とロシアの海軍は22日、バルト海で合同軍事演習の開幕式を行った。中国国営新華社通信が報じた。中露海軍は2012年以降、合同演習を毎年実施しているが、バルト海での演習は初めて。中露の海軍は9月に日本海とオホーツク海でも合同軍事演習を行う予定だ。

 ロシアがクリミアを併合した2014年以降、バルト海沿岸諸国との間で緊張が高まっており、合同演習の実施はバルト3国が加盟する北大西洋条約機構(NATO)を牽制(けんせい)する狙いがありそうだ。

 演習は、ポーランドとリトアニアに囲まれたロシアの飛び地、カリーニングラードの軍港を拠点に実施。ロシア国防省によると、本格的な演習は24~27日に行われ、対潜水艦作戦や防空の訓練などが予定されている。

 中国から参加する海軍最新鋭のミサイル駆逐艦「合肥」やフリゲート艦「運城」などの艦隊は、6月中旬に海南省三亜の基地を出航し、今月21日にカリーニングラードに到着していた。

 中露海軍は昨年9月、初めて南シナ海で演習を実施している。 

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