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【めぐみへの手紙】あなたの大好きな日本の夏 普通の日々が幸せでした 横田滋さん、早紀江さん

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【めぐみへの手紙】
あなたの大好きな日本の夏 普通の日々が幸せでした 横田滋さん、早紀江さん

両親の横田滋さん(左端)、早紀江さん(右端)や双子の弟、拓也さん、哲也さんと写真に収まっためぐみさん(中央)=昭和49年ごろ、広島市内(提供写真) 両親の横田滋さん(左端)、早紀江さん(右端)や双子の弟、拓也さん、哲也さんと写真に収まっためぐみさん(中央)=昭和49年ごろ、広島市内(提供写真)

 もう一度、大好きだったシチューを食べさせてあげることができれば、13歳だっためぐみちゃんと、まだ若かったころのお母さんとして、あの瞬間からやり直せるかもしれない。失った時を取り戻せるかもしれない。だから、あの献立を絶対に食べさせてあげたい。

 でも、お母さんも年を取って、だんだん料理が下手になってきました。おいしく作れるか少し心配です。今度はめぐみちゃんが作ってくれるのかな。そういう日がくると良いね。

 拉致被害者の生命はいつも、危険にさらされています。だから今こそ、改めて、日本の政治は拉致問題に真剣な思いで向き合ってほしいのです。

 最近でも、米国の青年が北朝鮮から重症となって帰国し、間もなく亡くなられることがありました。ご家族の心境を思うと、本当にやりきれません。拉致された日本の子供たちも一つ間違えば同じ状況になるのではないかと、胸が締め付けられます。日本政府には一刻も早く、動いていただきたい。それでも動かない現実が、家族のいらだちになっているのです。

 私たちは長い間、子供たちの救出を願い、訴え続けてきました。国会の中でももっと拉致問題を大きく取り上げ、解決に知恵を絞っていただきたい。でも、この大事な時に、問題を話し合っている様子が伝わってきません。とても悲しく、情けない限りです。

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