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トルコで新たに7000人免職 政権転覆未遂1年控え粛清

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トルコで新たに7000人免職 政権転覆未遂1年控え粛清

米ペンシルベニア州の自宅に住むイスラム指導者ギュレン師=7月10日(ロイター) 米ペンシルベニア州の自宅に住むイスラム指導者ギュレン師=7月10日(ロイター)

 トルコ政府は14日、警察や内務省、軍などの7千人以上を新たに免職処分にしたと発表した。地元メディアが伝えた。昨年7月のクーデター未遂事件の黒幕と断定した在米のイスラム指導者ギュレン師派らに対する大規模粛清の一環。

 15日でクーデター未遂事件から1年を迎えるが、節目の日を前に政府が粛清の手を緩めない姿勢を示した形だ。

 今回の粛清対象には保健省や宗教庁、外務省などの職員も含まれる一方、約570人が復職した。

 政府は事件直後に非常事態宣言を出し、ギュレン派一掃を掲げて粛清を続けているが、ギュレン派以外の反政府派も対象となり、これまでに5万人以上を逮捕、約15万人を停職や公職追放とした。強権的なやり方に国内外で懸念や反発が強まっている。

 エルドアン大統領の政敵だったギュレン師は、事件への関与を否定。ユルドゥルム首相は14日、非常事態宣言を来週半ば以降にさらに3カ月間、延長する方針を表明した。(共同)

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