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【元米国防副長官 大いに語る】ふとっちょ3「不要論」、中国という「象」と均衡を取るために日本がすべきことは…

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【元米国防副長官 大いに語る】
ふとっちょ3「不要論」、中国という「象」と均衡を取るために日本がすべきことは…

米シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)で産経新聞のインタビューに応じるウォルフォウィッツ元国防副長官=6月22日(加納宏幸撮影) 米シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)で産経新聞のインタビューに応じるウォルフォウィッツ元国防副長官=6月22日(加納宏幸撮影)

 「もし中国で改革に取り組んできた歴代指導者の代わりに、毛沢東の孫が統治していたとしたら、中国はどれほど悪くなっていたかを想像してほしい。北朝鮮で起きているのはそういうことだ。北朝鮮版の(中国に改革・開放路線を敷いた)●(=登におおざと)小平が必要だ。北朝鮮の歴代指導者をふとっちょ1、ふとっちょ2、ふとっちょ3と呼んだ人がいるが、こういうことを言うと北朝鮮から人気がなくなるだろう。私は気にしないが」

 --北朝鮮には体制転換(レジーム・チェンジ)が必要になるということか

 「体制転換という言葉の使われ方には混乱があるが、私はイラクで起きたことを言っているのではない。『リーダーシップ・チェンジ』(指導者の転換)という方がいい。1976年に毛沢東が死んだ後の中国で起きたようなことだ。北朝鮮には恐怖によって統治するテロリストの指導者ではなく、経済を機能させ、日韓と関係を改善できる現実的な指導者が必要だ」

 「仮定の話だが、将軍の一人が権力を掌握し、『金体制には30%の間違いがあったので私が改革する』と言えば、本当の変化をもたらす突破口になる。米国は中国に『こうしたことが実現できれば、北朝鮮に侵攻して体制を崩壊させる必要はない』と伝えるべきだ」

 --日本と北朝鮮の間には拉致問題がある

 「ふとっちょ2(故金正日総書記)が主要犯罪人であることを認めさせなければ、拉致問題の解決は難しい。『金正日はひどいことをした』といえる指導者が出てくることが、拉致問題を解決するカギを握る」

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