産経ニュース

【アメリカを読む】トランプ大統領に「パクリ疑惑」 太陽光パネルの「国境の壁」は他人のアイデア? それでも高評価のワケ

ニュース 国際

記事詳細

更新

【アメリカを読む】
トランプ大統領に「パクリ疑惑」 太陽光パネルの「国境の壁」は他人のアイデア? それでも高評価のワケ

6月21日、アイオワ州シダーラピッズで演説するトランプ大統領(AP) 6月21日、アイオワ州シダーラピッズで演説するトランプ大統領(AP)

 またトランプ氏の構想に対しては、太陽光パネルを垂直に設置することで発電効率が落ちる点や、メキシコ国境から人口密集地域に電力を運ぶまでに生じる送電ロスの大きさなどの問題を指摘する声もある。米メディアの一般的な見立ては、ネバダ州の中小企業経営者の思いつきをトランプ氏が「パクった」とのトーンだ。

 ただし一部の太陽光発電の専門家からは太陽光パネルの壁の実現を訴える声も出ている。

 コロンビア大学のバシリス・フタナキス氏らは米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)への寄稿で「米国とメキシコの両政府が協力して太陽光パネルの壁をメキシコ国境側に築くべきだ」と訴えている。フタナキス氏らによると、太陽光パネルの壁を約2000マイル(3200キロ)にわたって築くためにかかる費用は、建設コストが安いメキシコ側なら10億ドル(約1100億円)未満に抑えられる。トランプ氏自身の構想が数百億ドルかかると試算されたことを考えれば破格の安さだ。

 またこうした壁を3列にすれば年間8000ギガワット時の発電が可能。約50万軒の住宅の電力を賄うことができるという。フタナキス氏らは「技術的にも経済的にも実現可能」とし、一般的な“壁”よりも実効性があると結論づけた。

続きを読む

このニュースの写真

  • トランプ大統領に「パクリ疑惑」 太陽光パネルの「国境の壁」は他人のアイデア? それでも高評価のワケ
  • トランプ大統領に「パクリ疑惑」 太陽光パネルの「国境の壁」は他人のアイデア? それでも高評価のワケ
  • トランプ大統領に「パクリ疑惑」 太陽光パネルの「国境の壁」は他人のアイデア? それでも高評価のワケ

「ニュース」のランキング