産経ニュース

【韓国新政権】トランプ氏が先制、慌てる韓国 FTA再交渉協議不可避、文在寅政権、国会停滞で「司令塔」不在

ニュース 国際

記事詳細

更新

【韓国新政権】
トランプ氏が先制、慌てる韓国 FTA再交渉協議不可避、文在寅政権、国会停滞で「司令塔」不在

韓国から米国向けに輸出される自動車=13日(聯合=共同) 韓国から米国向けに輸出される自動車=13日(聯合=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】米政府が米韓自由貿易協定(FTA)再交渉を正式に要求したことに対し、韓国の文(ムン)在寅(ジェイン)政権は、再交渉自体を何とかかわしたい構えだ。だが、トランプ米大統領は再交渉に強い意欲を示しており、米国ペースで協議に持ち込まれる可能性が高く、文政権は守勢を強いられている。

 韓国産業通商資源省は13日、「早期に局長級幹部を派遣し、米側との調整に当たる」と明らかにした。まずは、共同調査でFTAが貿易不均衡の原因かどうか検証すべきだとの立場を伝える方針だという。

 文大統領も両国間貿易について「商品では米国が赤字だが、サービスでは韓国が赤字。対米投資も多く、バランスを取っている」と主張しており、本交渉に入る前にトランプ政権を説得しようとの思惑がにじむ。

 トランプ氏は6月末の首脳会談後の共同会見で「FTAの再交渉をしている」と表明し、韓国側を慌てさせた。文氏は「再交渉は合意外の話だ」と否定したが、後の祭りだった。共同声明にも再交渉は盛り込まれなかったが、米政府は韓国側の意向に関係なく、内部で着々と準備を進め、機先を制したことになる。

続きを読む

このニュースの写真

  • トランプ氏が先制、慌てる韓国 FTA再交渉協議不可避、文在寅政権、国会停滞で「司令塔」不在

関連トピックス

「ニュース」のランキング