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インド洋に中国の情報収集艦 日米印共同訓練の監視目的か

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インド洋に中国の情報収集艦 日米印共同訓練の監視目的か

中国の習近平国家主席の写真を燃やすヒンズー教右翼活動家=4日、ニューデリー(AP) 中国の習近平国家主席の写真を燃やすヒンズー教右翼活動家=4日、ニューデリー(AP)

 【ニューデリー=岩田智雄】複数のインド・メディアが4日、消息筋の話として伝えたところによると、中国の情報収集艦が最近、インド洋を航行しているのが見つかった。9日からインド南部チェンナイ港やその沖合で行われる日米印海上共同訓練「マラバール」を監視する目的があるとみられる。

 メール・トゥデー紙(電子版)によれば、中国の情報収集艦は今月、インド洋に入った。消息筋は、マラバールを監視するためだとしている。

 これ以外にも、攻撃型通常潜水艦が、支援艦とともにインド洋を航行しているのが最近見つかった。インド洋で中国海軍の潜水艦の活動がインド軍に確認されたのは7回目だという。

 また、タイムズ・オブ・インディア紙によれば、インドの軍事衛星や哨戒機、軍艦がこの約2カ月間で、少なくとも13の中国海軍船団をインド洋で監視した。ミサイル駆逐艦や水路調査船が含まれている。

 インドと中国の間ではこのところ、両国部隊の越境問題をめぐり緊張が高まっており、インド軍は中国海軍の活発な動きに神経をとがらせているもようだ。

 マラバールは、米印海上共同訓練として行われてきたが、近年は日本も参加しており、今年は日本が初めて正式メンバー国となって3カ国共同訓練として実施される。昨年6月は日本の沖縄周辺海域で行われ、中国の情報収集艦が日本の領海を航行した。インド艦を追尾した可能性がある。

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