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モンゴル外相「北船舶17隻の登録取り消し」 拉致問題解決に協力 単独インタビューで

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モンゴル外相「北船舶17隻の登録取り消し」 拉致問題解決に協力 単独インタビューで

27日、ウランバートルのモンゴル外務省で取材に答えるムンフオリギル外相(藤本欣也撮影) 27日、ウランバートルのモンゴル外務省で取材に答えるムンフオリギル外相(藤本欣也撮影)

 【ウランバートル=藤本欣也】モンゴルのムンフオリギル外相は27日、産経新聞のインタビューに応じ、モンゴル政府が国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議を順守し、「国境や通関の管理を強化して、北朝鮮に向かう物資や車両を厳しく規制している」と指摘、これまでに「モンゴルの旗で運航していた北朝鮮船舶17隻の登録を取り消した」ことを明らかにした。

 朝鮮半島の非核化などに向けてモンゴル独自の外交も展開していると強調。外務次官を団長とする代表団を5月中旬に北朝鮮に派遣し、李容浩(リ・ヨンホ)外相らと会談するなど「高官レベルの協議を続けている」という。

 ウランバートルでは今月15日、滝崎成樹・外務省アジア大洋州局審議官と北朝鮮のリ・ヨンピル外務省米国研究所副所長が接触。滝崎氏は全拉致被害者の一日も早い帰国を求めている。

 ムンフオリギル氏は「日朝両国は接触と対話を継続することが必要だ。そのためにモンゴル政府はいつでも協力できる」と語った。

 中国をめぐっては、昨年11月にチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世がモンゴルを訪問して関係が悪化。ムンフオリギル氏が2月に訪中し王毅外相と会談、「チベットは中国の不可分な一部」と明言して関係を修復した経緯がある。

 モンゴルにはチベット仏教の信者が多い。ダライ・ラマが今後、モンゴルを訪問する可能性に関しては「現政府はNOだが、将来の政府がどうするかは分からない」と含みを残した。

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