産経ニュース

【北解放の米学生死亡】自民「国際社会連携で解決を」「北朝鮮の人権状況、米国民も理解を」

ニュース 国際

記事詳細

更新

【北解放の米学生死亡】
自民「国際社会連携で解決を」「北朝鮮の人権状況、米国民も理解を」

オットー・ワームビア氏 オットー・ワームビア氏

 北朝鮮から昏睡状態で解放された米国人大学生、オットー・ワームビア氏の死去に対し、拉致問題に取り組む自民党の国会議員からは20日、北朝鮮への批判と米国と連携した拉致問題解決を求める意見が相次いだ。

 党拉致問題対策本部の山谷えり子本部長は産経新聞の取材に「家族が分断され、1人の若い命が奪われた」と語り、北朝鮮を非難した。その上で「ワームビア氏の件を受け、国際社会全体で北朝鮮の人権問題と拉致問題により一層取り組み、解決していかなければならない」と強調した。

 北朝鮮に拉致された可能性がある米国人青年、デービッド・スネドン氏への調査を求めて計7回訪米し、上下両院議員に働き掛けてきた元拉致問題担当相の古屋圭司選対委員長は「事実上の拷問か何かによる死亡だろう。絶対に許されない。北朝鮮の人権状況が信じられない状況であることが米国民にも分かったのではないか」と述べた。

 さらに古屋氏は「核・ミサイルだけではなく、拉致、人権問題についても最悪の状況であることを米国民も理解してほしい」と訴え、日米間の一層の連携が必要との認識を示した。

 超党派の拉致議連事務局長を務める塚田一郎参院議員は「外国人の拘束や政治収容の問題など広義の人権問題の改善に向けて国際社会が一致して北朝鮮に圧力をかけ、改善させていく。その中で日本の拉致問題の早期全面解決に取り組んでいきたい」と語った。

「ニュース」のランキング