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【環球異見・カタール断交】カタール・ガルフ・タイムズ「服従の要求には屈しない」 湾岸協力会議「永遠に忠実」と改善模索も

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【環球異見・カタール断交】
カタール・ガルフ・タイムズ「服従の要求には屈しない」 湾岸協力会議「永遠に忠実」と改善模索も

カタール断交が発表された翌6日、地域情勢を話し合うためサウジアラビア西部ジッダを訪れたクウェートのサバハ首長(左)とサウジのサルマン国王(AP) カタール断交が発表された翌6日、地域情勢を話し合うためサウジアラビア西部ジッダを訪れたクウェートのサバハ首長(左)とサウジのサルマン国王(AP)

 記事はまた、サウジやアラブ首長国連邦(UAE)などが2014年3月に駐カタール大使を一斉に召還すると発表したことにも言及。その際にはカタールの株式相場が一時、大幅に値下がりしたものの翌日には回復し、外交危機そのものも7週間程度で解決したと指摘した。今回の断交措置でカタール経済が大きな打撃を受けるとの観測を牽制(けんせい)した格好だ。

 一方、今回の断交ではカタールがペルシャ湾を隔てた隣国イランと比較的良好な関係にあることが、イランと敵対するサウジの怒りを買ったのが要因の一つだと指摘される。記事はこの点を念頭に、カタールは湾岸アラブ諸国などで作る湾岸協力会議(GCC)の「永遠に忠実(な加盟国)であり続ける」とも強調。湾岸諸国との関係をないがしろにはしないとの姿勢を明確にすることで、関係改善の糸口にしたい考えもにじませた。

 ただカタールは小国ながら豊富な資金を背景に独自外交を展開し、アラブ諸国の盟主を自任するサウジに挑戦してきた国だ。意地がある。「国が一丸となり、服従の要求には決して屈しない」。記事は、こう締めくくった。(大内清)

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