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【環球異見・カタール断交】カタール・ガルフ・タイムズ「服従の要求には屈しない」 湾岸協力会議「永遠に忠実」と改善模索も

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【環球異見・カタール断交】
カタール・ガルフ・タイムズ「服従の要求には屈しない」 湾岸協力会議「永遠に忠実」と改善模索も

カタール断交が発表された翌6日、地域情勢を話し合うためサウジアラビア西部ジッダを訪れたクウェートのサバハ首長(左)とサウジのサルマン国王(AP) カタール断交が発表された翌6日、地域情勢を話し合うためサウジアラビア西部ジッダを訪れたクウェートのサバハ首長(左)とサウジのサルマン国王(AP)

 地域大国サウジアラビアを中心とするイスラム諸国が5日、テロ集団などを支援し地域の安定を脅かしているとしてカタールと断交した。カタールとの往来も停止。カタールは日本にとって液化天然ガス(LNG)の主要供給国であり、断交の影響が懸念されるが、カタール紙はこうした観測を一蹴した。サウジ資本の汎アラブ紙は経済力を背景にサウジに挑戦的なカタールを非難。米紙は同盟国カタールを擁護した。

     

 カタール紙ガルフ・タイムズ(電子版)は6日の論説記事で、「世界トップの液化天然ガス(LNG)輸出で防護したカタール経済は、突然の衝撃にも耐えられるだけの強さがある」と述べ、サウジアラビアなどによる一斉断交に伴う経済制裁措置には屈しない姿勢をみせた。

 カタールのLNG輸出は世界で約30%のシェアを占め、今回の断交による世界経済への影響が懸念されている。しかし記事は、サウジなどがカタールの船の領海通過を禁じるなどしてもLNGを届けるルートは確保されており、「ビジネスはいつも通りに行われる」と強調。カタールがLNG輸出で得た資金は、国家ファンドを通じて世界各地の市場に投資されているとも述べ、各国にカタールとの関係の重要性を再認識するよう迫った。

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