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【イスラム国(IS)】IS指導者のバグダーディ容疑者死亡か 露国防省 5月末のシリア空爆「情報を確認中」

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【イスラム国(IS)】
IS指導者のバグダーディ容疑者死亡か 露国防省 5月末のシリア空爆「情報を確認中」

IS指導者のバグダーディ容疑者とされる男の映像(AP) IS指導者のバグダーディ容疑者とされる男の映像(AP)

 【モスクワ=遠藤良介】ロシア国防省は16日、シリアで5月末に行った空爆作戦で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の最高指導者、アブーバクル・バグダーディ容疑者が死亡した可能性があると発表した。死亡情報については、複数の経路で確認を進めているという。世界各地で多数のテロ活動を行ってきたISの今後が注視される情勢となった。

 露国防省によると、空爆は5月28日未明、シリア北部のラッカ南郊で、IS指導者らの会合場所を狙って行われた。無人偵察機の情報をもとに、爆撃機スホイ34と戦闘機スホイ35が空爆を実施。会合ではラッカからの脱出経路が協議されていたとみられ、IS最高指導部の幹部らに加え、中堅にあたる約30人の野戦指揮官や、その警護を担う300人近くの戦闘員が殺害されたという。

 ISは2014年6月、シリアからイラクにまたがる地域で、バグダーディ容疑者をイスラム共同体の指導者「カリフ(預言者ムハンマドの後継者)」として奉じるイスラム国家の樹立を宣言。03年のイラク戦争後、同容疑者は国際テロ組織アルカーイダ系組織の一派を率いたが、シリア内戦で台頭し、14年にはアルカーイダと絶縁した。

 米国を中心とする有志連合は14年8月にISへの空爆を開始し、シリア内戦でISと戦闘する反アサド体制派も支援。アサド政権を支援するロシアも15年9月、IS掃討を名目にシリアでの空爆に乗り出した。

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