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「中国人」に抵抗も 在日台湾人が新組織 「台湾優先、団結第一という旗を高く掲げる」

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「中国人」に抵抗も 在日台湾人が新組織 「台湾優先、団結第一という旗を高く掲げる」

 在日台湾人組織「全日本台湾連合会」(全台連)の設立パーティーが4日、都内のホテルで開かれた。日本台湾医師連合、美麗島交流会、九州台日文化交流会の代表ら約300人に加え、日本の保守系政治家や評論家らも出席した。

 初代会長に就任した実業家の趙中正氏は「台湾優先、団結第一という旗を高く掲げ、台湾の心を発信していく」と発言。台湾の蔡英文総統から「民間交流を通じ、台日の友好関係を深めることを期待する」との電報が読み上げられた。

 日本に住む台湾人、または台湾にルーツを持つ人は10万人以上といわれる。全台連に加わる多くは「中華華僑総会」などに参加し、重要幹部を務める人も少なくない。今回の新組織結成で、日本の華僑組織が大きく分裂した形。台湾独立志向の蔡英文政権発足で、在日台湾人のアイデンティティーは強くなった。また、中国の習近平政権の厳しい対台湾政策に反発し、「中国人」「華僑」と呼ばれることに抵抗を覚える台湾人の増加も結成の背景にあるようだ。(矢板明夫)

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