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エジプトでバス襲撃、28人死亡 ラマダン目前、テロ警戒の中

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エジプトでバス襲撃、28人死亡 ラマダン目前、テロ警戒の中

 【カイロ=佐藤貴生】エジプト中部ミニヤで26日、キリスト教の一派であるコプト教徒が乗ったバスが襲撃され、同国保健省によると少なくとも28人が死亡、25人が負傷した。エジプトではイスラム教のラマダン(断食月)の開始が27日に迫り、テロへの警戒が高まっていた。

 ロイター通信などによると、一行が分乗していたバスなどを覆面姿の男らが停車させ、発砲した。死傷者には多くの子供たちが含まれていた。一行は修道院に向かう途中だったとみられる。現地からの映像では、バスは窓ガラスが割れて窓枠が激しくゆがみ、ボディーには弾痕が残っており、襲撃の激しさを示していた。犯行グループは3台の四輪駆動車に乗っていたとされ、当局が行方を追っている。シーシー大統領は治安関係者による会議を招集した。犯行声明などは出ていない。

 エジプトでは昨年12月にカイロのコプト教大聖堂で、4月9日には北部タンタとアレクサンドリアのコプト教会でそれぞれ爆発が起き、計約70人が死亡した。3件とも「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。

 政府は4月、3カ月間の非常事態を宣言していた。

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