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【トランプ政権】米海軍、南シナ海で7カ月ぶり「航行の自由作戦」 トランプ政権で初めて

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米海軍、南シナ海で7カ月ぶり「航行の自由作戦」 トランプ政権で初めて

中国が造成した南シナ海の人工島(ロイター) 中国が造成した南シナ海の人工島(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】ロイター通信は24日、米海軍のミサイル駆逐艦「デューイ」が南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島のミスチーフ(美済)礁で同日、中国が造成した人工島の沖合12カイリ内を通過する「航行の自由作戦」(FONOPS)を実施したと報じた。米海軍が南シナ海で同作戦を実施するのは、昨年10月21日以来約7カ月ぶりで、トランプ政権発足後は初めて。

 ミスチーフ礁は、ファイアリークロス(永暑)礁、スービ(渚碧)礁とともに、スプラトリー諸島の中で中国が大型滑走路や格納庫を完成させ、いつでも作戦機や地対空ミサイルを配備できる状態にあるとされる。

 今回の作戦は、中国がスプラトリー諸島にある一連の軍事施設を本格運用するのを思いとどまらせる狙いがあるとみられる。

 トランプ政権は現在、朝鮮半島情勢をめぐり、中国が北朝鮮の金正恩体制に影響力を行使し、核実験や弾道ミサイル発射などの挑発行為を自制させるよう求めている。米政権としては、たとえ北朝鮮問題で連携を強めたとしても、中国による南シナ海での一方的な領有権主張は容認しないとくぎを刺す思惑も込められている可能性がある。

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