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【トランプ政権】ローマ法王との「和解」は次の大統領選にらんだカトリック票固めの思惑も

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【トランプ政権】
ローマ法王との「和解」は次の大統領選にらんだカトリック票固めの思惑も

トランプ米大統領(左)と握手するローマ法王フランシスコ=24日、バチカン(AP) トランプ米大統領(左)と握手するローマ法王フランシスコ=24日、バチカン(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は24日、バチカンでローマ法王フランシスコと会談し、就任後初の外遊でイスラム教、ユダヤ教、キリスト教という3大宗教の中心地を一気に訪問するという野心的な取り組みを国際社会に印象づけた。宗教間の和解という歴訪全体のテーマに加え、バチカン訪問には2020年の大統領選をにらんだ「選挙対策」という思惑も透けてみえる。

 ローマ法王とトランプとの摩擦の本質の一端を解く手がかりは、トランプ氏が共和党大統領候補だった昨年2月、「壁を築くことだけを考える人物はキリスト教徒でない」とした法王の批判に反論の声明を出した場所にある。

 トランプ氏が声明で法王を「宗教指導者が個人の信仰に疑問を挟むのは恥ずべきことだ」などと逆に攻撃したのは、南部サウスカロライナ州キアワ島での選挙集会だった。

 同州は、プロテスタントのキリスト教福音派の人口が集中する米国南部諸州の「バイブル(聖書)ベルト」の一角を占める。福音派の間では米国で少数派のカトリックに対する偏見が歴史的に根強いとされ、トランプ氏の発言は南部の福音派支持者に対するアピールと受け止められた。

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