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【北朝鮮情勢】中国、北との貿易なお16%増 制裁の実効性乏しく、石油輸出など増大続く 1~4月

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【北朝鮮情勢】
中国、北との貿易なお16%増 制裁の実効性乏しく、石油輸出など増大続く 1~4月

4月7日、中国遼寧省丹東で、北朝鮮に向かうため税関施設に入る貨物トラック(西見由章撮影) 4月7日、中国遼寧省丹東で、北朝鮮に向かうため税関施設に入る貨物トラック(西見由章撮影)

 【北京=西見由章、上海=河崎真澄】中国税関総署が23日に公表した国・地域別の輸出入統計月報(ドルベース)で、北朝鮮との貿易総額が今年1~4月に16億279万ドル(約1779億円)となり、前年同期に比べ16・3%増えていたことが分かった。国連安全保障理事会決議を受け、中国は2月19日から、北朝鮮産の石炭輸入を停止する措置を取ったとしている。だが経済制裁はなお、実効性に乏しいのが実態のようだ。

 北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐっては、イタリアで今月26、27両日に開催される先進7カ国(G7)の首脳会議(サミット)でも国連安保理決議に基づく制裁措置の強化を打ち出す見通し。一方で、北朝鮮の貿易の90%前後を占める最大相手国の中国が、経済制裁でどこまで国際社会と協調するか、疑念が残った。

 この問題について、中国外務省の華春瑩報道官は23日、「中国は一貫して国連安保理決議を厳格に実行している」などと述べ、国際社会の一員として責任を果たしていると強調した。4月の単月ベースでみた北朝鮮貿易は、前月の3月に比べ輸出入とも減少した。

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