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【イラン大統領選】核合意、高失業率、保守派動向…ロウハニ師、緊張感はらむ2期目船出

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【イラン大統領選】
核合意、高失業率、保守派動向…ロウハニ師、緊張感はらむ2期目船出

イラン大統領選の集会で、支持者らに応えるロウハニ大統領=13日、テヘラン(UPI=共同) イラン大統領選の集会で、支持者らに応えるロウハニ大統領=13日、テヘラン(UPI=共同)

 大統領選で大勝したとはいえ、2期目のロウハニ政権には国内外に深刻な課題が山積している。厳しい政権運営を迫られることは確実だ。

 外交面では米国にどう対応するかが大きな焦点だ。ティラーソン米国務長官が核合意にふれ、「イランの非核化を達成することはできない」との見方を示すなど、トランプ政権は核開発をめぐってイランに対する疑念を隠していない。

 また、イランはシリア内戦で米国などと距離を置き、ロシアとともにアサド政権の後ろ盾になってきた。こうした環境からみて、米国との関係がすぐに好転するとは考えにくい。

 オバマ政権時代に結ばれたイランの核合意は、欧米が経済制裁を解除するのと引き換えにイランが核開発を制限するものだ。しかし、米国は人権など他の理由で科した制裁を解除していないため、他の国々も大規模な投資を控えているのが現状だ。

 イランは石油などの地下資源以外に目立った輸出品がなく、海外からの投資が経済の浮沈を握る。第2期ロウハニ政権の外交は米国の出方が左右する面が大きいといえる。

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