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【WEB編集委員のつぶやき】北ミサイルは米本土を捕らえた 刃を突きつけられ「レッドライン」迫る

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【WEB編集委員のつぶやき】
北ミサイルは米本土を捕らえた 刃を突きつけられ「レッドライン」迫る

北朝鮮の労働新聞が15日掲載した、新型の中長距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験に立ち会う金正恩朝鮮労働党委員長(左から2人目)の写真(共同) 北朝鮮の労働新聞が15日掲載した、新型の中長距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験に立ち会う金正恩朝鮮労働党委員長(左から2人目)の写真(共同)

 「レッドライン(最後の一線)」にまた一歩近づいた。

 北朝鮮は14日早朝、北西部の亀城付近から弾道ミサイル1発を発射した。高度は2千キロを超え、800キロ近く飛行した後、日本海の公海上の目標水域に正確に着弾させた。

 発射されたのは新型中長距離弾道ミサイル「火星12」。通常の角度で打ち上げれば射程が4千~6千キロ超に達し、性能は米本土を狙う大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「一歩手前まできた(自衛隊幹部)と見られている。

 米国はオバマ前政権による「戦略的忍耐」で北を野放しにし、のど元に刃を突きつけられる結果を招いた。トランプ政権は「レッドライン」をあえてつまびらかにしていないが、間近に迫っていると見て間違いない。

 発射には金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会い、米韓などが「正気を取り戻し、正しい選択をするまで」核兵器やミサイルの増産と実験準備を進めるよう命じた。

 朝鮮中央通信によると、今回のミサイルは「周辺国の安全を考慮して最大高角で発射した」とし、日本政府も高角度で飛距離を抑える「ロフテッド軌道」で打ち上げたと分析している。落下速度が速く迎撃が難しいとされる。

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