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【外交・安保取材の現場から】「北朝鮮」「拉致被害者」「救出」で検索→わずか3件… 問われる国会、拉致被害者救出へ政府を突き上げろ!

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【外交・安保取材の現場から】
「北朝鮮」「拉致被害者」「救出」で検索→わずか3件… 問われる国会、拉致被害者救出へ政府を突き上げろ!

 今年は日本人拉致問題の節目の年である。北朝鮮の工作員によって横田めぐみさんが拉致されてから40年、拉致被害者の家族が家族会を結成してから20年がたつ。にもかかわらず、国会での拉致問題をめぐる議論は驚くほど低調だ。(※5月12日にアップされた記事を再掲載しています)

「かつての盛り上がりは…」

 「国会議員は何をしているんだ!」

 超党派の拉致救出議員連盟が4月20日に国会内で開いた役員会で、出席した家族会メンバーはこう声を張り上げた。会場にいた誰もが家族の悲痛な思いを否定できなかったに違いない。実際、拉致議連関係者は「そう言われても仕方ない…」と語っていた。

 この日、役員会後に総会が開かれた。しかし、出席した国会議員は41人。議連所属の国会議員は273人(自民党200人、民進党31人、公明党20人、日本維新の会12人、日本のこころ2人、無所属8人)だから、出席率はわずか15%だった。どうしても外せない用事のある議員に代わって出席した議員秘書も相当数いたようだが、やはり議員本人が出席するのとは重みが違う。

 平成14年9月の日朝首脳会談前後の拉致議連の会合を取材したが、当時は国会内の一番大きな部屋から国会議員があふれ出ていた。議員と一緒に出席する秘書の姿も目立った。「拉致議連の会合に出席しない議員は人非人と指差されるような雰囲気があった」。ある自民党議員は当時を振り返るが、国会全体が拉致問題を何とか解決しようという意識だったことの裏返しといえる。

 もっとも、議連総会の出席者数だけで、拉致問題に対する温度を測るのはフェアではないかもしれない。だが、自民党のベテラン秘書は「明らかにかつてのような盛り上がりがない」と語る。その雰囲気を被害者家族も感じているはずだ。

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