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【寄稿】台湾の国際防疫システムへの参加は不可欠、台湾・衛生福利部長、陳時中氏

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【寄稿】
台湾の国際防疫システムへの参加は不可欠、台湾・衛生福利部長、陳時中氏

 和平病院(台北)でSARSの院内感染が極めて深刻化してようやく、WHOは31年ぶりに専門家を台湾に派遣し、予防と治療に協力してくれた。

 こうした経緯から、台湾の行政機関の防疫関係者および専門家は、SARS流行の後期にWHOが開いたSARSシンポジウムに招待された。

 さらに、台湾はWHOのインフルエンザ流行対策準備の手引きに基づき、2003年に抗インフルエンザ薬の備蓄を開始した。

 2005年からは、WHOのインフルエンザ関連の技術会議にも何度か招待され、各国の防疫専門家らと交流した。2009年からはWHOの「国際保健規則」(IHR2005)の運用メカニズムにも入った。

 WHO本部と直接連絡する対応機関を確立し、それによりWHOに台湾の重要な公衆衛生関連の情報を通報している。直接の連絡ルートができたことにより、2009年にH1N1型インフルエンザが世界的に大流行した際、台湾は効果的に各種の予防と治療措置を行うことができた。

 2017年初め、台湾は海外からの入境者によるH7N9型インフルエンザがヒトに感染した症例も確認した。分析の結果、ウイルスは家禽類由来の高病原性であることが明らかとなった。

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