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【主張】
北のミサイル 「対話」への回答も威嚇か

 通常の軌道をとっていれば、射程は4千キロ超になったとみられる。アジア太平洋地域における米軍の重要拠点である、グアム島を攻撃できる距離だ。

 韓国の文大統領は「条件が整えば平壌にも行く」と述べるなど、南北対話に意欲的である。ただ、このミサイル発射を受け、「対話は北朝鮮が態度を変えてから可能になる」点を強調したという。

 当然のことだろう。そもそも、対話に動く前提は、北朝鮮の核戦力放棄でなければならない。

 中国では、習近平政権が重視する経済圏構想「一帯一路」をめぐる国際会議を始めたところだ。その初日にミサイルを発射され、顔をつぶされた格好だ。

 北朝鮮の後ろ盾を続けるか、名実ともに北朝鮮包囲網の主要な一員となるかを迫られている。そういう認識を持ってほしい。

 安倍晋三首相が「わが国に対する重大な脅威だ」と非難し、自衛隊による警戒態勢の維持や、米韓両国との連携を表明したのは妥当である。

 国民の安全を守るため、北朝鮮に対してさらなる圧力をかけなければならない。日米韓3カ国の結束に率先して動くべきだ。

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