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【韓国新政権】初日から歩み寄りも… 野党は「親北」人事にさっそく反発

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【韓国新政権】
初日から歩み寄りも… 野党は「親北」人事にさっそく反発

 「今回の選挙は勝者も敗者もない。われわれは新しい韓国を率いていくパートナーだ」。韓国大統領に就任した「共に民主党」の文在寅氏は10日、野党にこう国政運営での協力を呼びかけた。だが、政権を奪われた保守系旧与党はさっそく「親北」色の強い政権人事に反発した。

 文氏が同日朝、国立墓地を参拝後に真っ先に足を運んだのは、選挙で争った他党の事務所だった。対北政策などをめぐり激しく対立する旧与党「自由韓国党」の院内代表に対しては、敗れた洪準杓候補への慰労の意を伝えた。

 就任演説でも「保守と革新の確執は終わりにしなければならない」と強調した。「統合」という言葉を何度も繰り返した。

 共に民主党は国会(在籍議員299人)の過半数を大きく下回る119議席しかなく、野党の協力なしには、法案成立はおろか、首相や閣僚人事も承認されない恐れがあるからだ。

 だが、前大統領の朴槿恵被告と友人の崔順実被告の事件への追及姿勢を強調、保革の対立構図をあおって大統領の座を手にしたのが文氏自身だ。

 自由韓国党は、大統領秘書室長に「親北」経歴の色濃い任鍾●(=析の下に日)氏を任命した初日の人事に即座に「遺憾を示さざるを得ない。任氏は『主思派(チュサパ)』だ」と反発を示した。主思派とは、北朝鮮の金日成主席の主体思想の信奉者を非難する言葉だ。

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