産経ニュース

【韓国新政権】「決定を守るのが世界のルール」 歴史戦最前線の九州・山口 問題の“蒸し返し”を懸念

ニュース 国際

記事詳細

更新

【韓国新政権】
「決定を守るのが世界のルール」 歴史戦最前線の九州・山口 問題の“蒸し返し”を懸念

沿道に手を振り、光化門前を通過する文在寅(ムン・ジェイン)大統領=10日午後、韓国・ソウル(川口良介撮影) 沿道に手を振り、光化門前を通過する文在寅(ムン・ジェイン)大統領=10日午後、韓国・ソウル(川口良介撮影)

 冷静さを求めるのは、日本人だけではない。在日本大韓民国民団(民団)の在福岡幹部は「文大統領も、国家間の合意は破棄できないと分かっているはずだ。両国関係の早期改善を望みたいのが本音ではないか」と語った。

 文氏は反日姿勢に加え、北朝鮮への融和論者で知られる。

 昭和53年8月に鹿児島県日置市から北朝鮮に連れ去られた市川修一さん(62)=拉致当時(23)=の兄、健一さん(72)は「制裁をかけないと北朝鮮の思い通りに進んでしまう。核やミサイル、拉致は国際社会が歩調を合わせて解決せねばならないが、日米韓にひびが入ることを懸念している」と語った。

 韓国人に仏像が盗まれた長崎県対馬市の観音寺の前住職、田中節孝氏(70)は「日本との問題を決着させない姿勢をみせることがトレンドになっており、慰安婦問題などの解決は難しいと思う。だが、政権が変わろうとも、過去に話し合い、決定したことを守るのが世界のルール。守らなければ信頼されない国になる」と主張した。

 観音寺から盗まれ韓国に持ち込まれた「観世音菩薩坐像」については、1月に韓国・大田(テジョン)地裁で日本への返還を認めない判決が出された後、2審で審理が続いている。

 文氏は9日夜の勝利宣言で「常識が常識として通じる国をつくる」と語った。九州・山口の人々も、国際常識が通じる国づくりを望んでいる。

このニュースの写真

  • 「決定を守るのが世界のルール」 歴史戦最前線の九州・山口 問題の“蒸し返し”を懸念

「ニュース」のランキング