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【韓国の選択 5・9大統領選(下)】「81万人雇用創出」実現性乏しい政策訴え 改革拒む労組は賃上げ要求、トヨタより年収高い現代自

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【韓国の選択 5・9大統領選(下)】
「81万人雇用創出」実現性乏しい政策訴え 改革拒む労組は賃上げ要求、トヨタより年収高い現代自

株価指数や為替レートを示すスクリーンが置かれた韓国大手銀行のディーリングルーム=4月14日、ソウル(AP) 株価指数や為替レートを示すスクリーンが置かれた韓国大手銀行のディーリングルーム=4月14日、ソウル(AP)

 韓国大統領選の最大の争点は、国民の暮らし、経済だ。中でも候補者が常に訴えているのが雇用の回復。それほど韓国の雇用状況は悪い。韓国統計庁によると、今年第1四半期の失業者は1年前より1・2%増え116万7000人。うち約47%の54万3000人が大学卒業以上の者で、初めて50万人を突破した。

 経済分野をテーマに主要候補5人が臨んだ4月28日のテレビ討論会でも、深刻な若者の就職難、雇用問題で激論が交わされた。支持率トップの左派系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補は「公共部門で81万人分の雇用を創出する」と訴えた。文氏に差を広げられている中道左派の第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補は「民間主導」での雇用問題の解決を主張した。

 文氏の雇用政策には「雇用創出の金はどこから出るのか」「実現性に乏しい」「ばらまき公約だ」などとの批判が多い。また、「民間」を強調する安氏だが、経済停滞のなか、雇用促進に積極的に取り組める企業がどれだけあるのか。

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