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【韓国の選択 5・9大統領選(中)】日韓慰安婦合意は「再協議」 各候補、そろって日本批判 歴史の蒸し返しさらに

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【韓国の選択 5・9大統領選(中)】
日韓慰安婦合意は「再協議」 各候補、そろって日本批判 歴史の蒸し返しさらに

韓国・釜山の日本総領事館前の路上に設置された慰安婦像 韓国・釜山の日本総領事館前の路上に設置された慰安婦像

 慰安婦問題をめぐる日韓合意の精神に反し、釜山(プサン)の日本総領事館前に慰安婦像が違法に設置され日韓関係が悪化を続けるなか、韓国大統領選挙の主要候補者はいずれも、合意の「再協議」を主張している。

 世論の約6割が日韓合意の破棄を、8割近くが慰安婦像の撤去反対を支持する現状で、合意履行を訴えれば選挙戦からは確実に脱落する。外交上の約束であろうが、日本に従っていては支持は集められない。このため、次期政権での日韓合意の履行は、選挙の争点にすらなっていない。

 それどころか、保守系の旧与党「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジョンピョ)候補は釜山の慰安婦像を訪れ、「慰安婦問題はナチスのユダヤ人虐殺と比肩される反人倫的犯罪だ。そんな犯罪は合意対象にはならない」と発言した。日本批判は“した者勝ち”となっている。

 その半面、対日関係では「ツートラック戦略」で各候補はほぼ一致している。慰安婦や独島(竹島)などの「歴史問題」と、経済などの「現実問題」は切り離して臨むべしとの主張だ。

 現在、支持率トップの左派系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補は、日韓合意の破棄を主張する一方で、早くから対日ツートラックを主張。特に経済での日韓協力の必要性を、各候補は感じているようだ。

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