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【北朝鮮情勢】核ミサイル問題で安保理が異例の閣僚級会合 中露巻き込み国際包囲網構築へ

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【北朝鮮情勢】
核ミサイル問題で安保理が異例の閣僚級会合 中露巻き込み国際包囲網構築へ

 【ニューヨーク=上塚真由】国連安全保障理事会は28日午前(日本時間同日夜)、ティラーソン米国務長官が議長を務め、北朝鮮の核・ミサイル開発問題に関する閣僚級会合を開催する。安保理会合に先立ち、日米韓外相会談も開催。北朝鮮による6回目の核実験実施など新たな挑発行為への警戒が強まる中、圧力強化に向け、国際社会が一致できるかが注目される。

 安保理で北朝鮮問題に関する閣僚級会合が開かれるのは異例。トランプ米政権は、北朝鮮問題を「外交の最優先課題」と位置づけており、会合を通じて、北朝鮮と関係の深い中国やロシアも巻き込み、北朝鮮に非核化を迫る国際包囲網を強化したい考えだ。

 会合では、安保理の理事国15カ国と韓国の代表がそれぞれ演説する。ティラーソン氏、日本の岸田文雄外相、中国の王毅外相、英国のジョンソン外相らが出席。ロシアからはガチロフ外務次官が参加する見通し。会合は公開で、終了後に米国主宰の昼食会が非公開で行われる。

 安保理会合に先立ち国連本部で行われる日米韓外相会談では、北朝鮮問題で3カ国の連携を確認する。

 安保理では2006年10月に北朝鮮が初の核実験を強行して以来、制裁決議を6回採択。核・ミサイル開発につながる外貨獲得手段の遮断を目指してきたが、常任理事国の中国やロシアなどの取り組みが不十分で、制裁の「抜け穴」になっていると指摘されてきた。

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