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【北朝鮮情勢】トランプ氏、安保理各国に対北追加制裁を要請 「一国主義」から「多国間」に転換?

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【北朝鮮情勢】
トランプ氏、安保理各国に対北追加制裁を要請 「一国主義」から「多国間」に転換?

国連安全保障理事国の大使との昼食会であいさつするトランプ米大統領(中央)=24日、ワシントン(AP) 国連安全保障理事国の大使との昼食会であいさつするトランプ米大統領(中央)=24日、ワシントン(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は24日、国連安全保障理事会の理事国の国連大使らをホワイトハウスに招いて昼食会を開き、「安保理は北朝鮮の核・ミサイル開発に対する強力な追加制裁を準備すべきだ」と訴えた。トランプ氏は、同盟国を従えての単独行動も辞さないとした当初の「一国主義」的な態度を転回し、「多国間外交」による事態打開を模索し始めたといえる。

 トランプ氏は昼食会で「北朝鮮の脅威は容認できない。人々は(北朝鮮問題に)何十年も目を閉ざしてきた」と述べ、オバマ前政権の「戦略的忍耐」政策を含む歴代政権の取り組みを名指しを避けて批判し、大使らに「問題を最終解決する時が来た」と訴えた。

 一連の発言には、25日の朝鮮人民軍創建85年に合わせて6回目の核実験や弾道ミサイル発射に踏み切る構えを示す北朝鮮に対し、国際包囲網を構築して圧力を強化する狙いがある。28日にはティラーソン国務長官が国連本部で北朝鮮の核問題に関する安保理閣僚級会合を主宰する予定だ。

 トランプ氏がここへきて国連の強い関与を求めたのは、現時点で最大の頼みの綱である中国による北朝鮮への影響力行使に関し、中国が他国と足並みをそろえて安保理の対北制裁決議を厳密に履行するよう促す意図もあるとみられる。

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