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【仏大統領選】4氏大混戦、第1回投票始まる テロ厳戒下、対EU争点

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【仏大統領選】
4氏大混戦、第1回投票始まる テロ厳戒下、対EU争点

テレビ討論会に出席したフランス大統領選候補者の(左から)フィヨン氏、マクロン氏、メランション氏、ルペン氏、アモン氏=20日、パリ近郊(AP) テレビ討論会に出席したフランス大統領選候補者の(左から)フィヨン氏、マクロン氏、メランション氏、ルペン氏、アモン氏=20日、パリ近郊(AP)

 【パリ=三井美奈】フランスで23日、オランド大統領の任期満了に伴う大統領選の第1回投票が行われた。欧州連合(EU)離脱の是非や移民政策、テロ対策が争点で、上位2人が5月7日の決戦投票に進む。「反EU派」が勝利すれば、EUや欧州単一通貨ユーロの行方に大きな不安を招くことが避けられない。

 候補者は11人。最新の世論調査では、中道のエマニュエル・マクロン前経済相、極右「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首が支持率22~24%で首位を争い、中道右派「共和党」のフランソワ・フィヨン元首相、共産党支持の急進左派ジャンリュック・メランション氏が共に19%前後。4人の接戦となっている。

 反EU派のルペン氏は、EU離脱を問う国民投票実施を公約。メランション氏も「EU条約の改定や離脱を問う国民投票」を提唱している。これに対し、マクロン、フィヨン両氏は親EUの立場だ。

 今回の大統領選は、戦後初めて非常事態下で実施された。非常事態は、2015年11月に130人が死亡した同時多発テロ後に宣言され、現在も続いている。

 パリでは20日に警官銃撃テロが起きたばかりで、各投票所では23日、防弾チョッキを着た警備員が有権者のボディチェックや持ち物検査を行った。

 選挙の有権者は約4700万人。投票は午後7時(日本時間24日午前2時)、パリなど大都市では午後8時(同3時)に締め切られ、即日開票される。

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