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【仏大統領選】市場は「番狂わせ」に警戒 リスク回避で円高ユーロ安直撃も

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【仏大統領選】
市場は「番狂わせ」に警戒 リスク回避で円高ユーロ安直撃も

急進左派系のメランション氏=18日、ディジョン(ロイター) 急進左派系のメランション氏=18日、ディジョン(ロイター)

 フランス大統領選で、欧州連合(EU)離脱を主張する候補を国民が選択する事態が起こるのではないかと市場が警戒し始めた。市場にとっての「番狂わせ」が起きると、為替は一気にユーロ安に進む可能性が高く、輸出産業を中心に日本経済は打撃を受けることになる。(飯田耕司)

メインシナリオは…

 仏大統領選は23日の第1回投票で得票率50%超の候補がいなければ、上位2候補が5月7日の決選投票に進む方式。これまでの世論調査結果を踏まえると、第1回投票で過半数を得られる候補は出ず、国民戦線(FN)のルペン党首と、マクロン前経済相が決選投票に進む可能性が高い。

 市場では、最終的にマクロン氏が「反ルペン派」票を取り込んで当選するとの見方が「メインシナリオ」となっている。

 ルペン氏はEU離脱、移民労働者の制限を掲げ、マクロン氏は欧州統合推進、EUの防衛力強化を訴えており、「メインシナリオ」となれば経済が混乱をきたすことはないもようだ。

 ただ、ここにきて、EU、北大西洋条約機構(NATO)からの離脱を公約にする急進左派のメランション氏が急激に支持を伸ばしているともされ、共和党(中道右派)のフィヨン元首相を含めた4人の誰が勝ってもおかしくない情勢になってきた。

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