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米、アラスカ沖でロシア爆撃機にスクランブル トランプ政権で初

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米、アラスカ沖でロシア爆撃機にスクランブル トランプ政権で初

米空軍のF22 米空軍のF22

 【ワシントン=黒瀬悦成】米主要メディアは18日、核兵器を搭載可能なロシアのTU95戦略爆撃機2機が17日に米アラスカ州の米国の防空識別圏内を飛行し、米空軍のF22戦闘機2機が緊急発進(スクランブル)したと報じた。

 トランプ政権が1月に発足して以降、米空軍が露軍機に対して緊急発進を行ったのは初めて。トランプ大統領は米露関係について今月、「過去最低の状態にある」との認識を明らかにしており、プーチン露政権が挑発行動をしかけてきた可能性がある。

 米戦闘機はアラスカ州コディアック島から約百カイリの地点で露爆撃機を捕捉し、約12分間にわたり並行して飛行。爆撃機は間もなくして米国の防空識別圏から出てロシア東部方面に飛び去ったという。米露両軍機の間で無線による交信はなかった。

 米空軍は2015年7月4日の米独立記念日にも西部カリフォルニア州沿岸に接近した露軍機に対して緊急発進した。また、トランプ政権発足後、ロシアは情報収集艦「ビクトル・レオノフ」を米東部沿岸沖に派遣したほか、2月には黒海でSU24攻撃機が米駆逐艦「ポーター」に異常接近するなどの挑発行為を行っている。

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