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【仏大統領選】「ポピュリスト阻止を」 独で“介入”相次ぐ

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【仏大統領選】
「ポピュリスト阻止を」 独で“介入”相次ぐ

17日、パリでの集会を終え、支持者らに手を振る国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(中央)=ロイター 17日、パリでの集会を終え、支持者らに手を振る国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(中央)=ロイター

 ただ、英国のEU離脱決定やトランプ米政権発足で国際情勢が不透明さを増す中、EUの結束の重要性は増している。フランスで反EU大統領が誕生すれば、その存続が危ぶまれ、欧州は「プレーヤーでなく(米露中など)大国のボールとなる」(シュタインマイヤー氏)との危機感は独側に強い。

 ショイブレ氏は「私ならマクロン氏に投じる」とも踏み込んだ。身内の架空雇用疑惑を抱えるフィヨン氏が民主主義の根幹であるメディアや司法を批判する姿勢に疑問を持つためだ。メルケル首相の態度は不明だが、フィヨン氏だけでなく3月にはマクロン氏とも会談し、地ならしを始めた。

 独側としてはこれまで相対的に影響力が突出し、批判の矢面になってきたとの思いも強く、仏側が改革などで国力を回復し、再びEU推進の両輪となることを望む。ただ、政治経験が浅いマクロン氏にも「フランスの国内問題を解決できるのか確証が持てない」(独専門家)と不安は根強い。

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