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【仏大統領選】「ポピュリスト阻止を」 独で“介入”相次ぐ

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【仏大統領選】
「ポピュリスト阻止を」 独で“介入”相次ぐ

17日、パリでの集会を終え、支持者らに手を振る国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(中央)=ロイター 17日、パリでの集会を終え、支持者らに手を振る国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(中央)=ロイター

 【ベルリン=宮下日出男】フランス大統領選第1回投票が23日に迫り、ドイツでは極右政党、国民戦線(FN)のルペン党首ら、反欧州連合(EU)を掲げる大衆迎合主義(ポピュリズム)的な候補の当選阻止を訴える要人の発言が目立ってきた。大統領選は欧州の将来を左右するだけに、上位4候補の混戦が深まる中、募る危機感が異例の“介入”に走らせている。

 シュタインマイヤー独大統領は14日、仏独メディアで「偉大なフランスの将来を約束する誘惑に耳を貸すな」と仏国民に訴え、「国家主義的ポピュリスト」の勝利に懸念を表明した。念頭にあるのはルペン氏だ。

 ショイブレ独財務相はさらに険しい。12日のイベントでは急進左派系候補のメランション氏の支持率急上昇を受け、同氏とルペン氏による決選投票となれば、「フランス共和国の理性はなくなる」と言い切った。

 第1回投票で上位を争う4候補の中で独立系のマクロン前経済相と保守系共和党のフィヨン元首相がEU重視を打ち出す一方、ルペン氏だけでなく、メランション氏も各国の予算権限拡大などを目指しEU離脱を辞さない構え。2人はEUを主導するメルケル独首相を厳しく批判。このため「反ドイツの選挙戦」(独メディア)とみる向きもある。

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