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【2018平昌五輪】韓国で頻発する「手抜き工事」でカーリング会場の床に亀裂 「五輪不適合」で全面再施工のお粗末

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【2018平昌五輪】
韓国で頻発する「手抜き工事」でカーリング会場の床に亀裂 「五輪不適合」で全面再施工のお粗末

平昌五輪のマスコット、スホランが五輪機運の醸成に躍起だが、肝心の競技場に問題が発生しては苦労が報われない?(ロイター) 平昌五輪のマスコット、スホランが五輪機運の醸成に躍起だが、肝心の競技場に問題が発生しては苦労が報われない?(ロイター)

 この間、五輪本番会場が使えないことで、スポーツ関係者の間では平昌五輪で金メダル7個を獲得し総合4位を目標とする強化計画にも狂いが生じると懸念が広がっている。他国に比べて本番会場への適応力を磨く時間が取れるはずの「開催国の利点が消えてしまった」と関係者から不満が出ているという。

 男子カーリングチームは2016年1月にドイツで開催された欧州ツアーに初出場して金メダルを獲得。男子チームの監督が狙う「国内で開催される五輪で世界を驚かせたい」という思惑が崩れかねない。

 韓国では手抜き工事を原因として、1994年10月にソウル市の聖水大橋が突然崩落し49人の死傷者を出した。翌年には三豊百貨店が崩壊し死者502人、負傷者937人という世界的に例のない大惨事を起こした。最近でも16年12月、韓国南部の昌原市で1日約3万台の車が往来する長さ1700メートルの橋で亀裂が見つかり、社会問題となっていた。事故のたびに教訓として安全管理の強化が声高に叫ばれるが、手抜き工事がなくなることはない。

 江陵カーリングセンターは人命と関わりが薄いが、五輪という国際大会の会場。円滑な運営が行われなければ、韓国民が恐れる「国際的な恥」をかくのは間違いないところ。韓国MBCテレビは「再施工をしても、手抜き工事の原因が設計、施工のうちの何だったのかを明確にすることが重要だ」と徹底した原因究明を求めた。

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